【カナダ留学中止】支払い済の学費・ビザ申請費用・航空券代…返金はどうなるの?

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約1年前の2019年9月には、留学先の場所や語学学校・大学を決定し、留学準備をしてきた私ですが、

様々な理由から、2020年9月から入学が決まっていたカナダの公立大学ビクトリア大学への留学を中止することにしました。(その詳しい内容はこちらから)

すでに様々な料金を支払い、2020年4月〜7月までは、日本からオンラインで語学学校(Sprott Shaw Language College)の授業を受けました。

準備段階ですでに支払った費用

・語学学校の学費
・語学学校の教材費
・滞在費(ホームステイ)
・空港ピックアップ
・海外保険料
・ビクトリア大学申請料
・ビクトリア大学2020年秋ターム授業料
・ビザ申請料
・航空券
上記に加えて、ビザ申請に伴う資金証明発行料などもありますが、今回はこれらの主な費用が返金されたのかどうかを、私の経験に基づきまとめたいと思います。

 語学学校から返金された費用

まず、上記で述べたように、私はSSLC のPathway プログラムを、大学入学前の2020年4月〜7月までの12週間受講をし、9月に進学予定でありました。

当初の予定は、3ヶ月間ある語学学校の通学期間のうち、1ヶ月間だけホームステイ、その間にシェアハウスを探そうと、語学学校にそのまま手配をお願いしておりました。

ついでに、空港からピックアップもしてくれるというオプションもあったので、大量の荷物をもって公共交通機関で移動をしたくなかった私はそれも申し込み。

さらに、私は持病があったため、日本の海外保険に加入ができなかったので、現地医療保険であるGuard me やブリティッシュコロンビア州の医療保険であるMSP(Medical Service Plan) に加入予定でした。

現地からそれらの医療保険に申し込むまでの期間として、語学学校が提供してくれている医療保険に加入をすることにしました。

以上から、私が語学学校に支払った費用は、

 

・語学学校の学費
・語学学校の教材費
・滞在費(ホームステイ)
・空港ピックアップ
・海外保険料
になります。
冒頭で述べましたが、私は日本からオンラインで授業を受けましたので、もちろん授業料の返金はありません。
また、オンラインでの受講となったので、紙の教材は使用をしていないのですが、卒業してからもらえるということになっていたため、教材費の返金(C$230)もなしです。
教材については、私が渡航をしたときにいただけるという話でしたが、渡航を中止したため日本へ送っていただけることになりました。ただ、送料が高くつくため(自己負担)保管期間がないのであれば、渡航したときまで保管しておいてもらおうと思っています。
授業料、教材費については返金はありませんが、その他の語学学校からの返金は100%していただくことができました。
・滞在費(ホームステイ)1ヶ月食事込…C$ 1,000
・ホームステイ手配料 … C$ 220
・空港ピックアップ … C$ 110
・海外保険料 (130日分)… C$ 325
上記のものが返金されました。(振込だったため海外送金手数料は自己負担)

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 ビクトリア大学からの返金

続いて、語学学校後に進学予定だったビクトリア大学からの返金についてです。

ビクトリア大学に支払った費用は

・ビクトリア大学申請料
・ビクトリア大学2020年秋ターム授業料
のみです。
大学によっては、1年間の授業料をすべて一気に支払いや、私の友達は2年間の学費を一気に支払いだったので、100万単位での支払いの学校もあるのですが、
ビクトリア大学に関しては、1タームごと(約4ヶ月)の支払いのため、既に支払った費用は少なかったです。
私はフルタイムの学生の予定だったのですが、1タームでとる授業は3〜4つ。私は2020年秋タームは3つの授業を登録したため、支払いは3つ分でした。
私が留学を中止しようと思ったときには、すでに1つの授業は始まっていたので、その授業については返金はなし(C$ 695)。加えて、申請料 (C$ 300) も返金なしです。
※各学校のホームページや支払いの際に、必ず返金ポリシーは提示されます。適当に読まず、しっかりと目を通してサインをしましょう。基本的に返金ポリシーにそって返金されます。
その他の2つについては学生課と連絡をとり、全額返金してくれることになりました。
・秋ターム授業料2つ … C$ 1,190
上記がビクトリア大学から返金されました。

 ビザ申請費用の返金はなし

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カナダの学生ビザの申請料は、C$ 150 になります。

私は一度目の申請でまさかの許可がおりず、二度も申請をしました(C$ 300)

さらに、コロナの影響で入国期限が切れてしまうということで、再度申請をしたので、追加C$ 150 かかりました。

再度申請したときには、許可がおりる前に申請を中止をしましたが、それも返金はなしです。

まさかのビザ申請だけで C$ 450 (約36,000円)

さらに私はビザの代行会社を通しているので、約10万円はかかっていますね(泣)

これらは返金なしです。

 航空券の返金

続いて航空券です。

私はエアカナダで、成田→バンクーバー→ビクトリア で航空券をとっていました。

元々4月に渡航予定で、(30代なのに)学生割みたいのを使用したため、(同時に国際学生証を発行)106,460円で航空券を購入していました。

実は4月の一度目の延期の際に、エアカナダは一度のみだったら手数料なしで日程の変更が可能(2020年12月末まで、それまでに変更しない場合は返金ゼロ)、もしくは、キャンセル料30,000円差し引いた値段を返金してもらえるはずだったのです。

『年内だったら行けるだろ〜』と余裕で考えていた私は、迷わずキャンセルではなく、日程変更を選びました

しかし!!

9月になり、結局年内には飛ばないことになったわけです。

一度日程変更はしてしまったし、返金はなしだろうな〜とダメ元で手配をしてくれた旅行会社に尋ねたところ、

まさかの変更期間が、

2020年12月末 → 2021年12月末

までに変更したと!

つまり、来年の12月末までに飛ぶなら、損はしないと!(ただ、時期によって航空券の値段は変動するので、差額は支払います)

おまけに、一度変更をしてしまったので、私にはキャンセルする場合は返金ゼロだと思っていたのですが、特別措置をとってくれることになり、

キャンセル料30,000円+旅行会社への手数料5,500円=35,500円がキャンセル料とりますが、それ以外は返金してくれることになりました。

航空券+国際学生証(106,460円) – キャンセル料 (35,500円) = 70,960円
上記が返金されます。
もしくは、106,460円の航空券で2021年12月末までに飛ぶのであれば、ビクトリアに限らずエアカナダであれば航空券を手配してくれるそうです!
…ということで、来年にカナダに遊びにいけるかもしれないので、しばらく様子をみて、飛べないようであれば、キャンセル料を支払って返金してもらおうと思います。

 まとめ

様々な返金はされなくても仕方がない!!と思って、承知の上で留学を中止した私ですが、ほとんどの費用が返金されることになりました。

航空券は悩んでいますが、含めると約30万円が返金されます。

もちろん、上記は主な費用であり、細々した、例えばカナダビザ申請で必要な生体認証の費用やそこまでの交通費、資金証明の費用などなど…

返金されない費用ももちろんありますが、それは仕方がありません。日本でまた貯めます!

このような返金については、語学学校の担当者や大学の職員、旅行会社と何度かやりとりをさせてもらってわかりました。

仕方ないと思いつつも、返金されるものがあったら嬉しいですよね。

学校によって異なると思いますので、ぜひ面倒くさがらず問い合わせをしてみましょう。

返ってくるものは意外と多いかもしれませんよ!