教員免許更新は夏休みにいく?それとも通信大学で受講する?【メリット・デメリット】

大学講義 中学校教員

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元中学校教員の在宅うさぎ🐰です。

12年間教員として学校で勤めましたが、その間に一度、『教員免許更新』というものがありました。

『教員免許を更新しなければならない』というこの制度は、平成21年4月1日に導入され、以後続いています。

ただでさえ日々の業務でいっぱいいっぱいの教員ですが、そんな中、教員免許更新のために、30時間以上の免許更新講習を受講する必要があるわけです。

しかも実費。

今日は、忙しい中で免許更新をする場合、どのような受講スタイルで受講する方がいいのか、

つまり、

  • 大学に通い受講をするか
  • 通信大学に通い、家で受講をするか

両者のメリットやデメリットについてまとめたいと思います。

 『教員免許更新制』とは?

平成21年4月1日に制定された『教員免許更新制』(文部科学省)

一度大学等で教員免許を取得した教員が再度、講習を受ける目的は?

教員免許更新制は、その時々で教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。(引用:文部科学省HP)

不適格教員を排除しようとしているわけではないようです。

あくまで、教員が「自信」「誇り」をもって、教師として働いていけるようにすることが目的です。

在宅うさぎ
どれくらいの時間数が必要なの? 

更新するために必要な更新講習は30時間以上

方法は大きくわけで2つあります。

1. 夏休みや休日を使って、大学の講習を受ける。(6時間×5日間=30時間)
2. まとまった休みではなく、通信大学にて1日数時間を自宅で受ける。

どちらの場合もかかる費用は、一般的に1講習6,000円×5講習=3万円です。

在宅うさぎ
3万円の実費か〜。

価格については差がないので、ではどちらの方が免許更新がしやすいのか、メリット・デメリットを見てみましょう。

 まとまった休みに大学にいき、6時間×5日間の免許更新講習

実際に私は現役時代、夏休みに5日間、丸々大学に行き、免許更新を受けました。

ただでさえ、部活動や研修などで忙しい夏休みですが、秋や冬の土日に大学にいく方が嫌だったので、まとめて8月に5日間講習を受けました。

まずはメリットです。

・久しぶりの大学生気分が味わえる(学食に行ける場合も)
・同世代の同期たちに久しぶりに会うことができる
・違う世代の先生方とも話し合いができるので勉強になる
・聞いているだけの講義だけでなく、話し合う講義もあるから退屈ではない
・講義後すぐにテストなので、その時間にちゃんと理解すればOK
・テストはほとんどが講義MEMOの持ち込み可なので比較的容易
・レポートなど課題がないので、その場で完結
在宅うさぎ
久しぶりの学食食べたい!!!
『聞いているだけではない』というのは、退屈でなくていいですよね。
では、デメリットは?
・5日間学校を空けることになるので、部活動や出張などの予定の調整が必要
・1日6時間は、つまらない講義だとかなり長い
私は元々通信大学の選択肢はなかったのですが、結果的に講義自体はおもしろい講義もありましたし、
久々に会えた同期と毎日一緒にランチできたので、楽しかったです。
在宅うさぎ
一番の思い出はランチタイムです♫
違う世代の高校の先生方とグループワークもいろいろな意見を聞けて勉強になりました。
私はその当時、部活動は副顧問だったため、部活動は主顧問の先生にお願いができたので、出張はやたらありましたが、うまく調整して夏休みの間の5日間で終了することができました

 通信大学でコツコツと免許更新講習(ビデオ視聴含)を進める

では続いて、通信大学での教員免許更新。

上記のように私は実際に大学で免許更新講習を受けましたが、私の夫が通信大学で受けたので通信大学のことについてもレポートします。

オンライン授業

まずはメリットから。

・自分が都合がいいときにできる
・自分のペースで進めることができる
・一人の空間で集中して受けることができる
・隙間時間でできる
・動画だから繰り返し何度も見ることができる
・講義後のレポートの内容を先読みしておけば、要点を絞って理解することができるので効率がよい
・サボってもバレない

時間に縛られず、自分ができるときに進められるのはかなりいいですね。

在宅うさぎ
サボっちゃダメだよ〜

続いてデメリットです。

・勤務時間外でやることになる
・何かを学ぶというより消化しているだけな感じはある
・計画性がないとどんどん先延ばしになってしまう
・講義の内容によっては退屈で眠くなる、そして眠れる
・ただ聞くだけで話し合いはない

確かに、大学に行って講義を受ける場合は、『免許更新です!』と言って、堂々と学校をお休みすることができます。

私は、学校に毎日いるより、時々ある出張が息抜きになることも多かったので、学校の外で堂々と勉強ができるというのは、とてもよい機会でした。

一方で通信大学の場合、昼間は普通に勤務して、帰宅後、自分自身で講義ビデオを視聴したり、レポートをまとめたりするわけです。

学校にいる間にそのような時間がとれるのであればかなりいいですが、さすがにそんな暇はありません。

そのため、通信大学の場合は、勤務時間外、つまり自分の自由時間を免許更新講習のために充てる必要があります。

さらに、通信大学を選択する場合の絶対条件があります!

それは!!

計画的に進めること!!!
ただでさえ毎日疲れて帰宅する先生方です。
帰宅後、講義をきいて内容をまとめる元気があればいいですが、なかなかそうはいきません。
そうなると、結構な割合で先延ばしにしてしまいます。
とにかく、計画的にコツコツと進めることが大事です。それが厳しい人は、5日間バシーーーっと講義を聞いて終えた方がいいかもしれません。

 まとめ

平成21年から始まった教員免許更新制度。

現場の教員はもちろんこの制度自体は反対の意の方が多いですが、しばらくは続くかと思います。

日々の忙しい生活の中で更新をしなければいけないので、正直「かったるい」と思う方も多いと思いますが、

せっかくの機会なので、知識を広げたり考えや方法を深めたりするためにもよい機会だと思って、意味のある時間になるといいなと思います。

大学で講義を受けて5日間で終えた方がいい人は、

・帰宅後や休日に講習のための時間をとりたくない人
・計画的にコツコツを進めることが苦手な人
・ただ聞いているより、話し合いや作業をした方がいい人(※講義によって異なります)
・とにかく早くサクッと終わりたい人
・息抜きとして学校の外で勉強をしたい人
逆に、通信大学での免許更新に向いている人は、
・自分のペースで受講したい人
・計画的に進めることが得意な人
・長期休みの5日間の調整が厳しい人
・人と話し合ったり作業するより、ただ聞いている講義が好きな人
・どちらかといえば受け身のタイプの人
現在は、コロナウィルスの影響で、以前よりも通信大学で免許更新を完了できる大学が増えてきています。
教員免許更新対象者の方の参考になれば幸いです。

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