小学校教員免許を通信大学で取得した期間や費用などを教えます!

本の上のりんご 英語学習

英語教師として働いている私は、大学は某外国語大学に進学。英語を極めながら、プラスで教職の授業をとり、教員免許の中学校英語一種、高校英語一種を取得しました。

教育学部に進学をすれば、取得単位によって、同時に英語の中高免許、さらに小学校免許も得ることができるのだと思いますが、私が進学をしたのは外国語大学。

現在は、3種もしくはそれ以上の種類の教員免許状が取れる大学もあるのかもしれませんが、当時は私が通っている大学での小学校教師免許の取得はできませんでした。

そもそも、英語教育に興味があった私は、小学校には興味がなく、最初から中高教員免許取得を目指していました。(小学校での外国語教育が必修化になるなんて、当時は考えてもいませんでした。)

中学校で働いてみると、同僚の他教科の教師たちも、中高の免許はもっているけれど、小学校の免許も持っている教師は、多そうで実際はあまりいません。

そんな中、私が通信大学でなぜ小学校教諭免許を取得したのか、さらに、もっているとどんなメリットがあるのか、取得にかかった期間や費用など、自分の経験をふまえて今回は紹介したいと思います。

 通信大学で小学校教諭免許の取得を目指したきっかけや理由

冒頭で述べましたが、もともと英語教育に興味があり、小学校で勤務することは考えていなかった私。…が、なぜ、小学校教諭の免許をとろうと決めたのか。

理由は1つです。

『部活動の指導がきつかったから。』

おそらく、現在中学校教員として働いているみなさんも同じことを考えている人が多いのではないでしょうか。

生徒には申し訳ないですが、決して、熱心に一生懸命に部活動の指導をしていたわけではありません。体力的な問題というより、時間的な問題。気持ちの問題。

月~金曜日まで普通に働き、ましてや勤務時間後に部活動の指導。夏の期間は18時すぎまで部活動の指導。さらに土日も部活動の指導。それが毎週続くわけです。平日、遅く帰る毎日なのに、土日はフルに休める休みはないわけです。

ただの練習であれば、半日で終わりますが、例えば午前中に部活動をやれば、午後は残って平日できなかった仕事や教材研究をします。気づけば1日は終わっています。

もちろん、大会があるときには1日中拘束です。

現在は『働き方改革』の下、土日のどちらかしか部活動をやってはいけない県や市町が増えていますが、それでも「どちらか」です。週休2日ではありません。

もちろん、長期休業中も、部活動があります。連続して休みはとれません。

そんな生活を5年程度続けたある日、「この生活が続くのか…」と疑問に感じた私は、『小学校に行くかどうかは別にして、とりあえず免許だけはとっておこうかな』という気持ちになりました。

いつ本当に異動してもいいと思ったとき、小学校免許があったら選択肢が広がるのではないか、そういう考えです。

現在、小学校に勤めて、小学校教育に熱意をもって教員をやっている方には、大変申し訳ないのですが、最初はそんな動機でした。

 教員として働きながら通信大学に通い、小学校教員免許を取得する期間や費用は?

さて、「小学校教員免許をとろう」と私が決めて、最初にしたことは、もちろん大学選び。

通信大学 小学校免許
検索

当たり前ですが、働きながら通学大学生にはなれませんので、通信で免許を取得できる通信大学をインターネットで調べ、『明星大学』に通うことに決めました。

『明星大学』は、学部や大学院もありますが、『通信教育部』では、かなり名が知れている東京都にある大学であります。

資料請求をし、申し込む際には必要になったのが、必要な単位数や必要な科目の選択です。

働き始めてからの挑戦であること(勤務3年以上)、中高の免許をもって実際に働いていると、ある程度の単位は免除されます。

その確認のために、まずは管理職に『通信大学で小学校免許をとりたい』旨を話し、市の教育委員会に電話をし、何の科目が何単位必要なのかを尋ねました。

必要だった単位は、14単位

たったの14単位です!!!

7種類の科目をとって、2,000字のレポートを14本書いてテストを受ければ、取得できます。費用は約12万円

はっきり言って、期間は自分で決められます。のんびりやれば数年かかりますし、早くやろうと思えば、1年以内で取得できます。

私は、絶対に1年でとろうと決め、日々帰宅したらどさっと届いたテキストを読んで、土日の空いている時間にひたすらレポートを書く生活をしていました。

レポートを提出し、それに合格しなければテストを受けることができません。テストの受験場所が近所ではなかったため、交通費をあまりかけなくなく、1回出向いたときには2つ程度のテストが受けられるように、レポートも計画的に仕上げました。

少しでも早く取得したいと、夏休みには1週間スクーリングに通い、国語や算数などの講義を受けました。スクーリングに通うと、講義の後すぐに学んだことをテストするので、わざわざテストを受けにいかなくてもいいです。

結果、4月に開始した通信大学での教育は、翌年1月末には全て終え、2月には免許を発行してもらうことができました。

かかった期間は10か月です。

かなり集中的に学習を進めていけば、短期間で終わることができるのです!!!

 中学校教員免許・高等学校教員免許に加え、小学校教員免許をもっていると良いと思われるメリットは?

では、なぜ、お金も時間もかけて、小学校教員免許をとるとよいのか。働きながらでとても大変な1年でしたが、メリットを挙げてみたいと思います。

・部活動なしで教師が続けられる
・土日がフルに休める日が多くなる
・中学校教員をやる上で9年間の子どもの成長みることはとても大事である

もちろん小学校の教員も、地域のイベントや奉仕作業などで、土日に出勤しなければいけないこともあります。でもそれは毎週ではありません。

毎週部活動に行かなければいけないことを考えると、かなり仕事が軽減されます。

最後の1つは、教員を続ける上でとても大事なことだと思います。

小学校でどんな教育を受けて中学校に進学してくるのか、一度知れると、中学校での声の掛け方が変わると思いますし、逆に中学校を知っていると、小学校でどんな指導や声掛けが必要なのか学べることが多いと思うからです。

小中交流教師や、中高交流教師がいることもこれが理由です。小学校の免許をもっていれば、3年間の交流だとしてもそれを経験することができます。

 まとめ~小学校免許取得後…~

免許を取得してから約5年が経ちましたが、まだ中学校で勤務しています。

というのも、部活動は苦しいですが、

  • 英語の授業が楽しいこと
  • 中学生との会話が楽しいこと
  • 小学校は保護者は大変そうなところ(中学校も大変ですが)
  • 全教科を教える自信がないこと
  • 女社会であること

などが理由で、小学校にいく勇気がなくなってきました。しかし、小学校免許を取得したことは、いつか役立つときがくると思って、後悔はしていません。

そして、小学校から教科化される英語。今後どうなるでしょうか。できることなら、私は小学校での英語専科の教員を希望しています。実際は、まだまだそれが当たり前になる日は通そうですが…。

とにかく、現在教員をやっている方でしたら、1年間集中して頑張れば、短期間で他校種の免許を通信大学で取得することができます。思ったより単位数は少ないです。

今後の可能性のために、取得してみるのはどうかなと思います。