ビザ申請も終わり、航空券を手配したら、次は『海外留学保険』への加入!
『海外留学保険』と呼ばれる保険の種類もかなり多くあるため、
どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
でも、そんな迷いは健康の人のみ!
元々持病(既往症)がある方は、入れる保険もかなり限られています。
そんな私も、いくつかの持病があるため、数々の保険会社に断られ…(悲)
ただの海外旅行でしたら、クレジットカードの付帯などで済んでしまいますが、
学生ビザで長期滞在する場合は、保険の加入は必須。
基本的には、学生さんの場合は、通う学校で保険の加入が義務付けられています。
しかし…持病で断られ…矛盾じゃないか!
と思った私も、入れる保険を見つけました。
今日は、持病(既往症)がある方でも、入れる保険を紹介します。
contents
そもそも保険加入はなぜ必要なのか?
日本の生命保険や医療保険もそうですが、保険料って本当に高いですよね(泣)
下手したら『保険貧乏』になりかねない状況にもなります。
別に病気はしないし、ケガをするようなアクティビティにも参加する予定はないし…
そもそも病院は嫌いだし、保険料がもったいない!
だから加入しない!
と考える人もいらっしゃるかと思います。
しかし!!!
ご存知だとは思いますが、海外の医療費は本っっ当に高い!!
自費で払うことになれば、留学だって中断せざるを得ない状況になり得ます。
…ということで、保険加入は必須なのです。
クレジットカードの付帯保険ではいけないの?
最近のクレジットカードには、持っているだけで海外保険の付帯がついてくるものもあります。
私もいくつかあるので、短期の海外旅行のときにはそれだけで行く場合もありますが、
長期留学ではそうはいきません。
…というのも、クレジットカードの付帯の海外保険の保障期間は、「3か月のみ」!
3か月以上いく場合には、やはり、何かしらの保険に入らないといけないわけです。
日本の海外留学保険 VS 現地保険
日本語でサポートをしてくれる日本の『海外留学保険』。
厳密にいえば、『海外留学保険』というものは名前がついているだけで、
本当は海外関係はすべて『海外旅行保険』の一種であります。
この日本の海外留学保険、保障が手厚いんですよ~!
例えば、ジェイアイ傷害火災保険の商品の一つであるt@biho (タビホ) 保険や、AIG損保。
日本の保険の特徴は、治療費以外に、
・個人賠償責任、生活用動産についての保障がある
・航空機遅延費用、弁護士費用などの保障がある
などなど…
とにかく、いろいろなことがカバーされます。
一方で、現地保険は、基本的には、医療費のみ!
そのため、例えば、『生活用動産』の部分で、
自分の持ち物が盗まれたり、紛失したりしたときに、保障はゼロです。
ちなみに海外では、失くしたものは返ってきません。
そしてそして、最大の違いは、
値段!!!
日本の海外保険は、保障内容や留学先によって多少は変わりますが、
1年加入したら約20万円です。
一方で、
仮に2.5ドルだとして、1カ月でも約77ドル(約6,500円)
半年にすれば、39,000円。
費用が海外留学保険の約60%で済みます。
そのため、最低限の医療保障のみでよい!と思う方は現地保険に入るだろうし、
盗難が心配、日本語のサポートも欲しい…など考える人は、
高いお金を払って日本の海外留学保険に入り、『安心』を買うとよいでしょう。
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持病(既往症)がある方が入れる海外留学保険は?
前置きが長くなってしまいましたが、では、
冒頭でもお伝えしましたが、日本の保険会社もそうですが、持病がある方を簡単には保険に加入をさせてもらえません。
実際に、私も持病(既往症)を申告して、日本の海外保険会社に見積もりをお願いしたら・・・
『加入不可』でした。
先ほど紹介したt@biho保険に関しては、【薬を服用している方】は全員加入不可。
AIG損保は、病名によって既往症があっても加入することができます。
とりあえず私の持病は、日本のどこの保険会社も加入してもらえないということであったので、
いさぎよく諦めて、現地保険に入ろうと決めました。
(この時点で、医療保障のみの選択。生活用動産の保障は気になっていましたが、入れないので、仕方がありません)
持病(既往症)があっても現地保険には加入できるのか?
日本の海外留学保険に入れない私は、現地保険に加入することができるのか?
実は、現地保険でも1社断られました。(悲)
しかし、BC州のMSP(Medical Service Plan)という公的医療保険制度、つまりは日本でいう国民健康保険のようなものへの加入はできるため、そちらに加入することにしました。
(ちなみにMSPは2020年1月より、就労ビザ/学生ビザの方からは月額保険料$75.00/人となりました。2019年まではその半額)
ただ、MSPはいろいろな条件があり(学生ビザの期間が残り半年以上など)、また発行までに約3か月はかかるようなので、MSPが発行するまでの『つなぎの保険』を見つけなければいけません。
そこで見つけたのが、語学学校独自の現地保険。
この保険はある学校とない学校があるかと思いますが、MSP同等の保障、さらには価格もリーズナブル(1日2.5ドル程度)で加入することができるため、
MSP取得までは語学学校の現地保険に加入することにしました。
え?そんなのあるの?と驚きですよね。
そうです。
基本的にエージェントなどは、提携している日本の海外留学保険への加入を勧めてきます。(自分たちの利益になるため)
そのため、私の場合は、他の保険に入れないので、まさに最終手段の保険が突然出てきたわけです(笑)
持病(既往症)があるのは残念なことですが、そのおかげで選択肢は少なくなったし、
おまけに未練なく安い保険に加入することになったの、結果としてはよかったです。
まとめ
そんなことがあってはいけません!
大丈夫です。
病気でいくつかの保険会社に断られたとしても、必ず抜け道はあります!
保障はあるに越したことはありませんが、入った保険内でなんとかなるようにあとは気を付けていくしかないですね。
保険で安心感を買いたい人は、日本の海外留学保険を!
リーズナブル or 既往症がある方は現地保険を!
みなさんが自分に合った保険に入れることを願いします。