元中学校英語科教員の在宅うさぎ🐰です。
ここ数年でだいぶ知名度があがってきているように感じるIELTS テスト。
そういえば私も初めて受けた2018年のIELTS テストでは、そもそも“IELTS”の読み方もわからなかったという…(汗)
留学や永住するための英語力の証明として認知度もあがっている今、受験者数も年々増えていくことが予想されます。
そんな多くの人にとって、未知となっているこのテスト。
今日は、4技能を図るIELTS テストの主に【スピーキング】 について紐解こうと思います。
一体、どんなテストで、どんな対策ができるのか?
特に、初めて受験される方、受験経験はあるけど対策方法を知りたい方は必見です!
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IELTS スピーキングテスト、ただ上手に話せればいいの?
英検やTOEFL など、世の中には「英語の試験」と呼ばれる試験にはスピーキングテストがつきもの。
では、ただ上手に話せればいいのでしょうか?
そりゃ、ネイティブバリに話すことができるのであれば、対策なしでも突破できる可能性もあります。
しかし!!
多くの英語学習者は、スピーキングを伸ばすことに苦労されていることと思います。
…というのも、元英語教師の私がいうのもなんなんですが、学校教育でスピーキングにすごく力を入れているかといったらそうではないからです。
文法には自信があっても、「話すこと」となると途端に自信がなくなる日本人が多いのではないでしょうか。
ちなみに私も、英語教師だったくせに、自分の発音には未だに自信はありませんし、万年英語学習者です。
とはいえ、ただ何も考えずやみくもに話す練習をすればIELTS テストで高スコアがとれるのでしょうか?
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IELTS スピーキング、必要な対策時間は?
まず最初に、IELTS スピーキングはどのようなテストなのでしょうか?
まず、IELTS のスピーキングパートは、Part 1, Part 2とPart 3に分かれています。
Part 1は日常会話の感覚で、3つぐらいのトピックについてそれぞれ3-4問聞かれます。
Part 2は受験生がトピックカードに基づいて1分間準備し、2分のスピーチをします。
Part 3はPart 2の延長線上にあり、より抽象的ではありますが、深い質問をされます。
IELTS Mentor でいくつかの例題を見ることができます。私が実際受ける前も、以下の例題をかなり参考にしました。
IELTS はスコアを0.5上げるのに、3ヶ月必要だという説もあります。
IELTS テストに伴った、スピーキング対策をする必要があります。
IELTS スピーキングのスコアをあげるための対策
私自身、初めてのIELTS テストを受ける前に、いくつかの対策を行いました。
まずはオンライン英会話。
オンライン英会話のスクールは世の中に溢れかえっていますが、IELTS 対策ができるオンライン英会話スクールはそんなに多くはありません。
オンライン英会話のよいところは、とにかく実践練習ができること。
ただし、注意が必要です。
先ほども言いましたが、ただ「やみくもに」練習をしていても、スコアはあがりません。
確かに、Mock Test のように、何度もテスト方式で練習することができ、「試験慣れ」はできます。
しかし、やはりまずはどうしたら自分の目標スコアに到達できるのかを高スコアをとるための「テクニック」知った上で、練習を重ねるのがいいでしょう。
高スコアをとるためのIELTS スピーキングの実践テクニックとは?
– 短すぎる回答は避ける
– 質問に直接答える
★Part 2 対策:トピックカードを制する!
– 準備時間を最大限利用する
– ロジカルに、内容を豊かに
★Part 3対策:シンプルに自分の考えをはっきりと一貫して述べる!
独学で進めたい人向けのおすすめ教材
では、どんな教材を使うといいのでしょうか?
以前に私も、自分が受験するとき使用したテキストをいくつか紹介させていただきました。
これらはIELTS 全般(4技能)のための教材として紹介させていただいております。
スピーキングに特化した教材として、There is no Magic! さんのブログでは、以下の教材が紹介されています。
- 教材①:Practical Everyday English: A Self-Study Method of Spoken English for Upper Intermediate and Advanced Students
- 教材②:BBC “The English We Speak”
私自身も、There is no Magic さんのブログを読んで、BBC “The English We Speak” を見てみました。
IELTS の試験で大事なことの一つとして、「語彙力」がありますが、その語彙を増やすことができる教材ではないかと思います。
英語学習者にとって、ストレスなく学習に取り組める教材の一つですね。
まとめ
日本人の英語学習者の多くが、英語を読むことや書くこと、そして文法が得意な方が多い一方で、スピーキングを苦手としている方が多くいます。
英語を話せるようになるためには、もちろんトレーニングが必要です。
そして、IELTS のような試験では、対策を知ること、そして正しい方法でトレーニングをすることで高スコアをとることができます。
ぜひ、今回の記事を参考に、コツを知って遠回りせずに受験者がIELTS 対策に取り組めるといいなと思います。