8月に2週間滞在していたニュージーランドで、困ったことが起こりました!
今回のニュージーランドへの滞在は、私にとって初めてのオセアニア体験!
ニュージーランドはイギリス英語が基盤。
もちろん英語に訛りがあることや、アクセントの違いがあることは知ってはいましたし、知り合いから「Youtubeでニュージーランド英語、ちょっと聞いていったほうがいいよ」と助言もいただいていたのですが、英語がある程度わかるのだったら
「なんとかなる!」
と思って、特に何もせずにニュージーランドへと飛び立ちました。(怠け者)
別に英語力に自信があるわけではないんです。でも、訛りといっても聞き取れると思っていましたし、自分はこれまで学習してきたアメリカ英語を話せば通じるのだろうと、特に事前準備なく行きました。
が、しかし!!!
いろいろ困ったことが起きました。
訛りやアクセント、独特の英語表現…侮っていました。
そんな困った実体験を今回は綴ります!英会話編。
contents
今までの英語学習は何だったのか…アクセント・つづりの違いにとまどう英語教師
最近は、TOEICなどのリスニング試験で、アメリカ英語だけでなく、オーストラリアやニュージーランドで用いられている独特なアクセントを含んだ英会話が流されるようになっています。
私自身も、有名なアクセント、例えばtodayを「トゥダイ」と読むことは知っていましたが、todayくらいしか頭になかったので、ホストマザーと会話していて、特に話すスピードが速いときにはうまく聞き取れないときが最初はありました。
予定を確認するときに、「何曜日に何する」のような会話の際に、Thursday を「サーズダイ」と言ったり、mayは「マイ」と言ったりので、会話の中で混乱することがよくありました。
さすがに数日したら、たいぶ分かるようになりましたが、本当にニュージーランドの人たちはみなさん、その国のアクセントで話すのだなぁと思いました。
(正直、TOEICのリスニングなどは大げさに言ってるだろ~と思っていました。笑)
また、ニュージーランドは、イギリス英語を基盤としているので、英単語の綴りも違うものがあります。
日本人は学校ではアメリカ英語を学んでいるので、例えば「お気に入りの」は、favoriteと習います。しかし、イギリス英語はfavourite、「色」colorは、colourと書きます。
ニュージーランドで、My favorite color is purple. とたまたま書く機会があって書いたら、若干10歳の子供に、「違う!」と指摘されてしまいました!
どちらでもいいんですが、「郷に入れば郷に従え」ですよね。
現在の子どもたちが将来的に、どんな外国人と働くかはわかりませんが、完全にアメリカ英語をベースに教育が行われている日本の英語教育。
イギリス英語も紹介する機会がある方がおもしろいですよね。混乱はしますけど。
時間の言い方を知らないと仕事だったら大きなミスになることもある…と実感した一件
上記でも述べたように、私も学生時代はアメリカ英語を学んできた1人です。時間を言うときには、1つの言い方しか学んできませんでした。
例えば、10:15は、”Ten fifteen”と言ってきましたし、もちろんそれで通じます。
しかし、イギリス英語をベースとしてニュージーランドでは、違った言い方をします。
10:40は、”Ten forty”ではなく、”Twenty to eleven”と言います。
自分が習ってきた言い方で通じるので、自分が時間を言うときには理解をしてもらえますが、ネイティブはイギリス英語を用いるので、聞き取りができなければいけません。
今回の滞在中、スケジュールが毎日違ったので、ホストマザーと時間の話をすることがよくありました。最初、すぐに全然聞き取れなく、何度か聞きなおしてしまいました。
日本より時間の感覚が緩い海外だとは言え、仕事上時間を間違えてしまうと大変なことになりますからね。
おかげ様で、数日したら使い方は理解し、聞き取りもできましたが、今でも自分が使うときには少し考えてしまいます。なかなか自分のものにするのは難しいです。
英語は、使わなければ使えるようにはなりませんからね。
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ネイティブが使う英語表現をマスターして会話を楽しみたい
ニュージーランドでは基本的に英会話をし続けていたので、ネイティブが使う表現で、よく使われているなぁと感じた言い方がいくつかありました。
そのうちの一つが”Oh, my goodness!”
もちろん驚いたときなどに使う表現なのですが、それ以外にもどんな場面でも聞いたので、あらゆる場面で使える表現なんだなと学びました。
例えば、私がホストマザーに姪のバレエの写真を見せたときにも、”Lovely!”と褒めると同時に、”Oh, my goodness!”は使われていましたし、
私が使う、”Wow!”とか”Oh, really?”などの反応をするときにも、ネイティブは”Oh, my goodness!”と使っていました。
私も滞在中に、同じように使ってみようと思いましたが、なかなか普段使っていない英語を使うのは難しい…
みなさんもあらゆる場面で使ってみましょう!
まとめ
日本語にも方言があるように、英語にも実際にアクセントの違いや訛りがあることを身をもって体験する機会となりました。
確かに、日本語でも大阪に住んでいない人には理解できない方言もありますし、東北に住んでいない人にとっては、東北弁は分からないことだらけですよね。
日本語と同じで英語もいろいろな種類があるわけです。
私たちが学生の頃から、アメリカ英語をベースに、教科書に載っている本当に標準のキレイな英語しか学んできませんでした。
実際にネイティブが使っているような“Oh, my goodness!”なんて、教科書で見たことはありません。(おそらく載っている教科書もありますが…)
型にはめられた英語だけでなく「生きた英語」を学ぶ機会をもっと増やしていかなければいけません。もちろん学校教育では限界があります。学校にいるALTは1名ですからね。
どんどん海外に出て、たくさんの英語と触れ合い、聞いて話して…の教育ができるといいなと思います。
とりあえず、ニュージーランドやオーストラリアやイギリスに留学希望のみなさんは、事前に時間の言い方は練習しておきましょう!!!!(笑)